2019年 03月 05日 ( 1 )
誰も観るわけではないブラブラ動画を撮り続ける理由
 先日から、日々の生活から少しはみ出たところに行くときは、
積極的にコンパクトなビデオカメラを持参しています。

 社会で色々な事業分野でドローン必要性が高まり、それに引きずられて、
高性能でコンパクトなビデオカメラの技術の分野も日進月歩
重いビデオカメラでなくても、大きなジンバルがついてなくてもブレが低減した動画が
気軽に撮れる時代となりました。

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 特にこのdji osmo pocketは凄い!

 今回、成田空港に出張した際にも、いつも持って歩いているアクションカメラ
GoPro HERO7 BLACKの代わりに、このカメラで撮影をすることにしました。
出張用のビジネスカバンのベルトにカメラ用の固定金具をつけてぶら下げただけ。
構えるほどのこともせず、撮るに任せていました。



 私は、普通の紙焼き写真が主流の時代からブログをはじめましたが、
撮りたいテーマは一貫していて、日常の光景。
今観ている、以前観て記憶に残っている光景を記録に残すこと。
綺麗な風景や幾何学的な構図、極彩色の画面...あまり食指が動くことはありません。
先ほどの「写すもの」のアクセントに欲しい程度です。

 今は何気ない光景でも、いずれは観たくても観られなくなる...この儚さがたまらないほど愛おしい。
そんな思いでネットに色々なものをアップロードしてきました

 最初の頃は自分も若かったので、時間の経過が短くても変わっていく「人」に興味が。
歳を重ねるに従って、徐々に変貌する街の写真、これはとりわけ阪神・淡路大震災でぶち壊された、
神戸の街、神戸が失ったものを今少しずつ減らしていっている他の街。
そんなところに視点が行くようになりました。
 それがこうじて最近は動画が面白い。街の風景の中に動くもの、人。
視角を変えると様々な表情を見せる街、さりげないなんのことはない風景群が、
ある日ポッカリ無くなっていく有様。日々の通勤ルートも、少しずつ表情が変わる。
私の事情で、日常が非日常に変わる。何気なく撮っていたものが後々懐かしく観ることになる。

 成田の帰りに、上野で泊まり、そこから歩いて、大学時代の下宿跡を探す。
全くの私的な行いですが、誰かにとっても通ったことのある、観たことのある思い出の地だったり、
イメージしていた場所だったりする。今は関心なくてもそう言えば...で後々観たりする。
複雑な時間軸の交錯の中で少しでも面白い接触があれば、どでかい容量の動画でも、
ゴミで終わらず、ネット隅に置いておく価値はあるのではないかと。


by ktokuri | 2019-03-05 14:00 | カメラ | Trackback | Comments(0)