【京都 洛北】 一和(あぶり餅) 今宮神社門前の平行状態
 暑い京都。先日、moo_yoshiさんの写真展の帰りに大徳寺に出かけました。大仙院は屋根の葺き替えで風情はもう一つでしたが、厳しい日差しを忍んで一息。そしてこの後はお決まりのパターンで今宮神社のあぶり餅を味わいにもう一歩足のばし。
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神社西門前に、参道を挟んで「かざりや」さんと、「一和」さんがあります。中学生の時にはじめて訪れ、それ以来、「当然ある」風景。一和は創業1000年、かざりやは400年とか。
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 白味噌のタレに黒砂糖?の隠し味。木のお皿にのせられて、風情あります。15本で500円。
 平安中期一条天皇の子が疫病を患ったときに、疫除けの願いを込めてあぶり餅を供えたのがはじまりで、この神社へ参拝した際は、無病息災を祈りあぶり餅を食べる風習とか。
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 さて、お店二軒で肝心の味の差はいかがなものでしょうか。
 私には一和さんは、少し甘めでバランスのとれたオーソドックスな味、かざりやさんは火の焦げ目が印象的な焼き方で、白みその味が印象的、メリハリのある味という記憶です。
 季節にもよりますし、食べる側のコンディションにもよりますからちょっと怪しい記憶です。一回の訪問で、両方ハシゴするような無粋なことはしませんから、少し?―― クエスチョンです(笑)
 竹串や餅の姿は少しかざりやさんの方が好みの感じなのですが、店のクラシックな雰囲気は一和さんかな。「ええと今日はどっちの順番だったっけ」と前回訪れたお店を思い出すのもたのしいものです。
 ちなみに、今回は一和さんへ。一文字屋和助、略して一和。

一和
京都府京都市北区紫野今宮町69
075-492-6852
10:00~17:00
水曜休(1日、15日の場合は翌日休)
by ktokuri | 2008-07-23 07:06 | 少し足を延ばすと
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