イヤーフォンとヘッドフォン
 最近、ipodにイヤーフォンをセットして通勤してます。
 歩いて通勤する50分。その途上の風景をBGMを添えて楽しむ。これがいいですね。
朝は、ボサノバやジャズの女性ボーカル。昼休みにはモーツアルトやドビュッシーでうたた寝。
夜は本格的なジャズバンドやベートーヴェンのピアノソナタ、そして浜田真理子の歌に、プッチーニやヴェルディのオペラ。
 それを支えてくれるのはイヤーフォンやヘッドフォン。本当は一つに決めたいのですが、なかなかそんな訳にはいきません。
 昨日、飲み会のおりに周囲の皆さんに見せびらかせて刺激しましたので、バツゲームでブログでの紹介を命じられましたので、さて、書き込むことにします。

 一番気に入っているのは、ETYMOTIC RESEARCH (エティモティックリサーチ)の ER6iです。完全な耳栓で外の音はほぼ聞こえなくなります。歩行時には車が恐くてちょっとつけるのは冒険です。電車の中では音楽に集中できてかけがえのない効果が期待できますが、有事の際は怖いでしょう。音は分解能力があって、締まった音はとても魅力。耳に入れるときにとにかく奥にグッと入れなければなりませんが、さすが補聴器のメーカーだけあって耳へのフィット感は慣れればきっちりと密閉できます。
 
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 このER6iはipod用に少し低音部分で調整されて、インピーダンスも下げて能率を上げ、電池の保ちを良くするように調整されてます。これが好きか嫌いか。音だけ言えば同じ会社のER4Sというスーパースターがいますけど、ちょっと人前で聴くのは見場が悪くて、お値段も高価ですし。もちろん、ER6iもちょっといい値段しますけど、サウンドハウスあたりで買えば、少し安くなりますしね。ライバルはLPレコードのMM型カートリシッジやマイクで有名なシュアー社のカナル型イヤホンです。
 日常に使っているのはPHILIPS SBC-HS740です。amazonあたりで買えば2000円前後の手軽な値段で入手できるイアーホンです。何よりも耳にコードをかける装着法がユニークで歩いていても耳穴からずれません。これは誠に有り難いです。
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 音は低音がバリバリ出て、中音まで破綻がなくつながってくるタイプなのですが、私は好みから言うと友人が持っているAKGのK14Pのような華麗な高音が好きなので、ちよっと物足りないところがあります。私のように女性のボーカルや弦楽器にこだわる趣向でなくて、ジャズやロック主体の人には文句なくお勧めかなあ。

 今回は上の二つを買いました。ipodを買う前から、安物のMP3を使ってましたので、イヤーフォンは以前から持っていました。ここ数年はSENNHEISER MX500を使っていて、これも音には不満はないのですが、耳のかかりが悪いため歩きながらというとフィリップスのようなわけにはいきません。
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ただ、音の遮音効果などから言うとアウトドアーで使うこともできるよい製品で、WEBによってはipodに最適と薦めているのもよくわかります。

 古いというと、昔に買っていたイヤーフォンSONY MDR-E484も好きな音作りです。
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これは当時はけっこう高いお値段のイヤーフォンだったので、なぜこれ買ったのかわからなかったのですが、ソニーの製品は一般的に言ってドンシャリ型の音作りでもう一つ好きになれないものが多いのですが、これはなかなかよかったです。インターネットの世界でも頼みcomなんかでも絶賛されています。フーム、そうだったんや。
 
 家にはステレオがありますから、それなりにヘット゜フォンがあります。これは以前からの製品ですが、AKGのK66という5千円前後で入手できるものを使ってます。難しいことを言うといろいろと注文があり、お金があるリッチな人はSTAXあたりの素晴らしいヘッドフオンを入手しておられるのでしょうが、そんなに長時間使うも実績は今までないし、言ってもバイノーラル録音でもない限り本当のところ、ヘッドフォンで聴くのは音響的、医学的(生物学的?)には不自然なことでもあるので、まあ、これで満足しようというところです。
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 このところふところにはER6iとSBC-HS740を入れてipodとともに使ってます。
あとは楽しい音楽があれば言うことないですね。
by ktokuri | 2006-02-26 21:35 | 物と欲
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