楽しい桜、悲しい桜...
 今日は日本全国(東北以北はまだかも...)で花見日より...
多くの酔っぱらいが昼まっからウロウロしていたことでしょう。
 私は朝っぱらに少し仕事があったので、結局遠出せずに、近場でゆっくりしました。
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 神戸はそこかしこで、宴会です。皆楽しそう。

 でも例外もあります。
 この桜は、長田区の下町でたった1本、咲いていた桜です。いわば町のトレードマーク。
 このまわりの住民は、入学式の時にはいつもここで記念撮影...50過ぎのひとでも
幼いときから知っているたった1本のさくらでした。
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 それが、震災の後のまちづくりで、土地区画整理事業が行われ、この桜が植わっている事務所の敷地がごく僅か減るために、この桜は花が散れば切り倒される運命にあります。
 傍らの事務所はほぼ解体状況。桜が散るまで業者さんは待ってくれているようです。
 気がつけば、一人また一人と...街の人たちが想い出をこめて記念撮影。
ちょっと悲しい情景ですね。街が新しくなって活気が出れば犠牲も報いられるかもしれませんが。
 この桜、皆の心の中に咲いていくことでしょう。
                                  Olympus E-300 14-54 f2.8-3.5
by ktokuri | 2005-04-09 20:56 | 街角ウオッチング
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